緑のカーテンとはどんなものか?
緑のカーテンとはいったいどんなものかご存じでしょうか?
何となく言葉の持つイメージで想像がつく人もいるかもしれませんが、ヘチマや朝顔などのつる性の植物を窓の外に植える、植物を利用して直射日光を遮るものを緑のカーテンと言います。
ご存じの通り、つる性の植物は支柱や網など、絡まるものがあればそれに巻き付きながら伸びて成長します。
窓を覆うくらいに成長すれば、日陰になるだけでなく、赤外線を反射します。植物は水を吸って育つので、葉の表面にも水が行き渡ることになります。いわゆる蒸散作用です。そこに風が吹けば、水が気温を下げることになります。緑とは植物を指し、その緑を使ったカーテンだから、緑のカーテンなんですね。
ですから、暑い夏の日に、窓をしっかり閉めきった状態で室内でエアコンを付けているよりも、涼しく過ごすことができる効果があるのです。
もちろん、エアコンを付けたとしても、1℃から℃度高めに温度設定できるため、消費する電力を少なくすることができるわけです。
最近では緑のカーテン運動と銘打って、緑のカーテンを推進する自治体も増えているようです。
緑のカーテンのメリット
緑のカーテンのメリットは、色々とあります。
緑のカーテンは、呼び方こそ最近耳にするようになった言葉ですが、特別かわったものではなく、日本でも昔から利用されてきていました。
遮光や、目隠しの効果を目的として用いられることが多く、夏の風物詩でもあるすだれ、暖簾といったものがあります。またカーテンやブラインドも同様です。こうしたものはだいたい室内で利用されることが一般的ですが、素材の特性から日光が当たり続けると熱を持ち、熱放射が起こるという欠点がありました。
この欠点を補う方法として、外断熱であり、生きた植物体を使用することにより気化熱による継続的な温度抑制が期待できる緑のカーテンが利用されるようになったのです。
植物でできた緑のカーテンは、カーテンとしての効果はもちろんですが、花が咲いたり目で楽しむこともできます。またエアコンとは違った涼しさがあります。
今年の夏は、いちど緑のカーテンに挑戦してみてはいかがでしょうか。
